Shingo Wakagi
illustration

<私たちのインタビューが掲載される経緯もあって、本書のイラストを担当することに>
「希望をくれる人に僕は会いたい」若木信吾著作の本人をイメージしたカバーイラストおよび挿絵と目次題字

しんごパイセン(洋美が、学年は違えど同じ小学校出身で先輩にあたりそう呼ぶように)と出会って1、2年経った頃だったかな、雑誌でインタビューの連載をやっているから出てくれない?と誘われました。そのインタビュー集である本書の中に書かれているように、洋美が同郷(しかも同じ学区)だったこともあって、時を前後してパイセンが地元浜松にオープンした本屋さんの壁にペンキを塗りに行ったり、看板を作りに行ったりと交流がありました。

インタビューの誘いに、初めは私たちでいいの?って何度か確認を取ったけど、大丈夫ってことで、パイセンが荒川のスタジオに遊びに来てくれました。実際インタビューと言ってもかしこまってなくて、ランチを食べながら、活動のこととかをざっくばらんに話して、ビデオを撮って、いつもと変わりなく無事終わりました。間もなくして、ちょうどその頃パイセンと地元浜松のシティーマップを一緒に作ろうって話が出てて、それじゃあ浜北に気になるカフェがあるからリサーチがてらにって、そこで追加インタビュー受けることに。そして本書の私たちのポートレイトはパイセンの本屋BOOKS AND PRINTSの商店街にて撮影されたものなりました。

ともあれ、私たちが題目にある「希望をくれる人に僕は会いたい」、その希望の対象になれているかどうかは謎めいたままです。。。

June 2011